【本田響矢】初主演ドラマ!今注目の若手俳優ランキングTOP10にランクイン

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“日本一のイケメン高校生”から俳優へ――この肩書きが、もう肩書きではなくなった時。それはきっと、初めて彼の演技に“素の体温”が宿った瞬間だった。

本田響矢さん。今、確実に“ただの注目株”から、“見届けたくなる俳優”へと階段を上っている。そんな彼の〈初主演ドラマ〉と〈若手俳優ランキングTOP10ランクイン〉というふたつのトピックが重なった2025年春を、今日はちゃんと言葉にして残しておきたい。

📝 この記事を読むとわかること

  • 本田響矢さんの初主演ドラマ『すぱいす。』で見せた役作りと演技の魅力
  • 2025年「若手俳優ランキングTOP10」にランクインした背景と実力
  • ドラマ『波うららかに、めおと日和』での新境地と今後の俳優としての可能性
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【本田響矢】初主演ドラマ『すぱいす。』とは?

本田響矢さんが初めて“主演”という肩書きを背負ったのが、BS-TBSで放送されたドラマ『すぱいす。』。この作品はただのグルメ×旅ものではなく、“言葉にならない孤独”をカレーという文化とともに描いた、意外と深くて、じわっと染みる物語だった。

舞台は、スパイスカレーを売るキッチンカーと、旅する若者たち。本田さんが演じた主人公・遥は、過去に心の傷を抱え、逃げるように旅へ出た青年。けれど料理という“手を動かす行為”の中で、少しずつ他人と繋がる勇気を取り戻していく。

特筆すべきは、感情の出し方だ。遥はおしゃべりなキャラじゃない。
でも、玉ねぎを刻む手が少し震えていたり、スパイスの香りにふっと笑みを浮かべたり――そうした“言葉にならない表情”で語る芝居が、このドラマの静かな核になっていた。

本田さんの演技には、“作っていない”リアルさがある。だからこそ、この“何気ない日常”を丁寧に拾い上げる脚本と相性がよく、観ている側も「なんか、自分のことを見てるみたい」と感じてしまう。

さらにこの作品では、友情の描き方も秀逸だった。仲間との言い合い、すれ違い、でも最後は一緒に鍋を囲んで笑い合う。
遥がその中心にいるとき、彼の不器用な優しさがほんのりと場を温めていた。

『すぱいす。』は、誰かの人生を派手に変える物語じゃない。でも、「小さく前に進む勇気」や「自分を少しだけ好きになれる瞬間」を丁寧に描いた作品だった。そして、そこに主演として立っていたのが本田響矢さんだったという事実に、今あらためて大きな意味を感じている。

“主演”という役割は、ただ台本の中心にいることじゃない。作品全体の“空気”を引き受ける覚悟を持つこと。本田さんはその重みを、静かに、でも確かに受け止めていた。

『波うららかに、めおと日和』で見せた新境地

「本田響矢」という名前が、ドラマのエンドロールに流れる時。
それが“注目される若手俳優”から、“記憶に残る俳優”へと変わったのが、まさにこの作品だった。

『波うららかに、めおと日和』は、昭和11年を舞台にしたラブストーリー。けれどそれは、ただの“恋物語”ではない。言葉を尽くさないふたりが、沈黙の中で少しずつ心を通わせていく、静かなラブレターのような物語だった。

本田さんが演じた江端瀧昌は、帝国海軍の士官。制服姿で背筋を伸ばし、表情をほとんど崩さない――そんなキャラクターを演じるには、“作らない”勇気が必要だったと思う。

彼の芝居には、一貫して“嘘がない”。
台詞が少なくなればなるほど、本田響矢という俳優の“本質”が浮き彫りになる。視線の揺れ、肩のゆるみ、言いかけてやめた言葉の“残り香”。

とくに印象的だったのは、妻を見つめる時間の“長さ”。見守るような、けれど一歩引いた距離感。あれは演出ではなく、役を“呼吸で掴んでいた”証拠だと思う。

この作品では、相手役の芳根京子さんの軽やかな感情表現と、本田さんの重くて静かな受けが、絶妙なコントラストを生んでいた。ふたりの演技が響き合うことで、セリフのないシーンにも“言葉以上の何か”が宿っていた。

SNSでは「彼の無言がいちばん切なかった」「目線ひとつで泣かされた」との声が多数上がり、これまで彼を“顔”で認識していた視聴者たちが、“芝居で魅了される俳優”として再評価するきっかけとなった。

派手な演出や大仰なセリフがなくても、ここまで心を動かすドラマがある。
そしてそこに、本田響矢という俳優の存在が不可欠だったという事実が、静かに、でも確かに胸を打つ。

この作品で彼が演じたのは、“愛をどう伝えるか”ではなく、“伝えきれない愛をどう抱えるか”だった。それこそが、本田さんの“新境地”だったのだと思う。

次世代を担う俳優としての可能性

“名前だけじゃなく、存在が記憶に残る俳優”――それが本田響矢さんだ。

2025年という年は、彼にとって「転機」というよりも「跳躍台」に近いものだった。主演作を経て、時代劇へと振れ幅を広げ、そしてファンに愛されたキャラクターを再び演じる続編へと続いていく。この流れに“偶然”はひとつもない。

次に出演が決まっているのは、MBSドラマ特区『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる 2nd Stage』。前作で演じた犀藤優也は、ちょっと影があって、でも誰よりも人を想える青年。そんな役が、今の彼にはすごく似合う。

シリーズものの続投というのは、俳優にとって“信頼”のバロメーターだ。それは視聴者だけじゃない。制作陣が「この役はこの人しかいない」と再び声をかけるからこそ、実現する。

しかも、これまでの彼の歩みは一貫している。“役に対して誠実”という姿勢。それは演技の派手さよりも、どれだけ物語の中で“生きているか”にこだわってきた証。

彼の出演作を振り返っても、どの作品も「演じてる感」がない。観ている側が、ふと“この人、本当にそこにいる”と錯覚してしまう。これは簡単なことじゃない。

本人がどれだけ透明でいられるか。どれだけ役の呼吸に耳を傾けられるか。そういう“地味だけど強い力”がある人が、これからのドラマ界を支えていく。

しかも、彼の魅力は「演技力」だけでは測れない。“熱”がある。でも“押しつけがましくない”。視聴者の心にすっと入ってきて、あとでじんわり残る。それが彼の芝居。

ファンとしては、主演でど真ん中を走る姿も見てみたい。でもきっと本田響矢さんは、どんな位置でもちゃんと作品の〈呼吸〉をつかんで、“いい役者”でいてくれる。

だからこそ、これから先――彼がどんな脚本と出会い、どんな言葉を受け取っていくのか。それを楽しみに、私たちはまた次のドラマを待ち続ける。

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まとめ|【本田響矢】の2025年は“目が離せない”

2025年――それはきっと、本田響矢さんにとって“役者としての輪郭”がくっきりと見えはじめた年だった。

『すぱいす。』で見せたのは、料理を通して人と向き合う青年の素朴な眼差し。
『波うららかに、めおと日和』では、言葉にしない想いを沈黙のなかに抱きしめる“静かな夫”。

そして今また、『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる 2nd Stage』では、ファンが愛したキャラクターを再び演じるために帰ってくる。作品ごとに違う色をまといながらも、常に“本田響矢の熱”がそこにはある。

私たちが彼の演技に惹かれるのは、その“温度”のせいかもしれない。
派手に叫ばない。無理に泣かない。それでも、心の奥のほうをぎゅっと掴んでくる。

視聴後、ふと余韻に沈んだとき、「あの人のあの表情、ずっと残ってるな」って思わせてくる。そういう俳優に、彼はなりつつある。

これからきっと、もっと大きな役も、もっと激しい物語も待っているだろう。だけど私たちは知っている。
彼の“静かな強さ”がある限り、どんな作品でもその真ん中に“心”を宿してくれると。

本田響矢の2025年は、確実にドラマ界の景色を変えた。
だからこそ――“目が離せない”のは、彼の演技じゃなくて、彼が物語に残していく“体温”なのかもしれない。

📝 運営者の考察

本田響矢くんって、「イケメン枠で終わらない」ってところがほんとに魅力。ちゃんと自分の“空気”で勝負してて、与えられた役に溶け込むのがうまい。しかも、言葉に頼らない芝居ができるのがすごい。2025年は確実にステージが変わった年だと思うし、これから先の作品でも“あの静けさ”を大事にしてほしい。ドラマ好きとして、彼の次の一歩がめちゃくちゃ楽しみです。

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