【2025年5月版】韓国ドラマ人気ランキングTOP10

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2025年5月、韓国ドラマ界はますます多様化し、ジャンルもテーマも豊かに進化しています。今月注目を集めている人気作品をランキング形式でご紹介します。あなたの“次に観るべき一作”が、きっと見つかるはずです。

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📝 この記事を読むとわかること

  • 2025年5月に日本で話題になっている最新の韓国ドラマTOP10を知ることができる
  • 各ドラマのジャンルやストーリーの特徴を簡潔に把握できる
  • 視聴者が共感・感動した要素を事前にチェックできる
  • 配信サービスごとの注目度も踏まえた人気傾向を掴める
  • 自分に合った次の「推しドラマ」を選ぶ参考になる

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【2025年5月版】韓国ドラマ人気ランキングTOP10とは?

2025年5月時点で、日本国内で話題となっている最新の韓国ドラマを、視聴データ・話題性・SNSでの反響などをもとに独自集計したランキングです。

選出基準には、LeminoU-NEXTNetflixなどの主要配信サービスでの週間視聴数やレビュー評価、X(旧Twitter)やInstagramなどでのハッシュタグの使用頻度も反映。

たとえば、「この1話で全部泣いた」、「推しカプが最高すぎて明日も頑張れる」など、リアルタイムで共有される視聴者の“体感”も選定の重要な指標としています。

今期のランキングには、恋愛、ファンタジー、サスペンス、そして時代劇と、ジャンルの枠を超えて“今”の気分にフィットする作品が揃いました。

「話題になっているのは知ってるけど、何から観ればいいかわからない」──そんなあなたのために、“今いちばん熱い韓ドラ”を一挙に紹介します。

第1位:鬼宮(ききゅう)|Lemino発の話題作、切ない巫女の恋

“祈るしかない恋がある”──そんなキャッチコピーがぴったりな、2025年春のLemino最大のヒット作が『鬼宮(ききゅう)』。

舞台は現代と伝統の境目にある架空の町・鬼宮(ききゅう)。代々巫女の家系に生まれたヒロイン・ヨリは、“見えてはいけないもの”が視える力を持ちながらも、孤独と責任に押し潰されそうな日々を送っている。

そんな彼女の前に現れたのが、無表情で寡黙な青年・ユン・ガプ。彼の正体は、封印された“ある存在”に深く関わる鍵を握る人物だった。

物語は静かに、でも確実に二人の心を近づけていく。手を伸ばせば届く距離なのに、触れることができない。その切なさが、視聴者の心をじわじわと締めつけます。

とくに話題となったのは第6話のラスト、ヨリが言葉を発さずに涙を流すシーン。巫女としての使命と、ひとりの女性としての想い。そのすべてがあの“沈黙”に詰まっていたと、SNSでも大反響を呼びました。

「神様より、あなたを信じたい」──そう呟くヨリの一言に、多くの人が“これは私の物語かもしれない”と感じたのではないでしょうか。

Lemino史上でも屈指の再生数を記録し、2025年春ドラマの顔とも言える存在となった『鬼宮』。恋愛だけでなく、信仰、因習、そして“見えないものと生きる”というテーマにも深く切り込んだ、まさに“語りたくなる”一作です。

第2位:シリウス|兄弟の運命が交錯するサスペンスドラマ

「似ているのに、まったく違う」──そう思わせる兄弟の物語が、こんなにも胸に刺さるなんて。

『シリウス』は、同じ顔を持ちながら、正反対の人生を歩む双子の兄弟が主人公。兄は正義感に燃える警察官、弟は犯罪組織の一員。過去に交わされた“たった一つの嘘”が、二人の未来をねじ曲げていきます。

このドラマの魅力は、単なるサスペンスでは終わらないところ。「兄弟」という血縁に潜む愛と呪い、そして「どちらが“本当の自分”なのか」をめぐる心理戦が視聴者の胸を締めつけます。

中盤で明かされる、兄が弟にしてしまった“選択”の代償は、視聴後にずっと尾を引く重み。誰かを守るために嘘をつくことは、果たして“正義”なのか。そんな問いが全編に張り詰めています。

演出も見事で、モノトーンの回想と現在の対比が緻密に構成されており、ラストに向けて徐々にパズルが揃っていく感覚は、まさに“サスペンスの醍醐味”。

そして最終話、弟が見せたあの“笑顔”が、視聴者の感情を一気に崩壊させたと話題になりました。

「守りたかったのは、あの日の君じゃない。今の、俺自身だった」――そんな台詞に、誰もが何かを思い出す。

『シリウス』は、ただの“兄弟バトル”ではない。罪と赦し、そして人はどこまで誰かを想って生きられるかを静かに問いかけてくる、記憶に残る心理サスペンスです。

第3位:あやしい彼女|20歳に若返ったおばあちゃんがアイドルに?

「もし、人生をもう一度やり直せたら?」──この問いに真正面から向き合った、笑って泣ける人間ドラマが『あやしい彼女』。

本作は、ひょんなことから70歳のおばあちゃんが20歳の姿に若返ってしまうという奇想天外な展開から始まるコメディ。けれど、その中身は決して軽くない。

若返った彼女は「自分のために生きる」チャンスを手にし、かつて夢見た歌手としての道に挑戦します。だが、それと引き換えに、家族や思い出、そして“年齢を重ねた人生の尊さ”とどう向き合うのか──。

この作品が心を打つのは、どこかに「自分の母」や「祖母」が重なって見えてくるから。誰しもが「もっとやりたいことがあったはず」と胸の奥で思っている、“諦めた夢”への共感が詰まっています。

第4話、鏡の前で若返った自分に向かって微笑む彼女のモノローグ──「こんな顔してたのね、あの頃の私」という一言が、なぜこんなにも泣けるのか。

笑いに包まれたエピソードの裏側で、人生をもう一度見つめ直す優しさと覚悟が、物語をじんわりと支えています。

「今を生きる自分」にも、「昔を振り返る誰か」にも刺さる、世代を超えて語りたくなる名作コメディです。

第4位:本物(チンチャ)が現れた!~まさか結婚するなんて~

「契約結婚、はじめました」──どこかで聞いたようで、でもこの物語はちょっと違う。

『本物(チンチャ)が現れた!』は、突然の妊娠と偽装結婚をきっかけに始まる、一風変わった家族再編ラブコメディ。けれどその核心は、「本物の家族とは何か?」という問いに、ユーモアと真剣さを交えて向き合っている点にあります。

主人公の女性オ・ヨンジュは、未婚で子を持つことに不安と覚悟を抱えている。そんな彼女に手を差し伸べたのが、自由奔放な医師コン・テギョン。二人は“便宜上”結婚することになるが、次第に芽生える感情と向き合わざるを得なくなる。

ラブコメらしいテンポ感ある掛け合いや、突飛な状況設定も魅力ですが、家族のカタチが多様化する現代において、「愛が先か、信頼が先か」というテーマが根底に流れています。

特に視聴者の心を掴んだのは、テギョンがヨンジュに言ったセリフ──「俺は“お父さん”になるために結婚するんじゃない。“あなたの味方”になりたくて結婚するんだ」という一言。

このセリフに、多くの視聴者が涙したのは、恋愛の始まりに“責任”や“他者の人生を受け入れる覚悟”が描かれていたからです。

“まさか”から始まる出会いの中で、“本物”に育っていく関係。ドタバタの中に、じんわりと心が温まる。そんな余韻が魅力のラブコメです。

第5位:哲仁王后 ~俺がクイーン!?~|時代劇×転生コメディ

「中身は男、外見は王妃。」──この設定だけで、すでに面白い。そして、想像以上に奥が深い。

『哲仁王后』は、現代のプレイボーイ料理人が事故をきっかけに、朝鮮時代の王妃・キム・ソヨンの体に魂ごと転生してしまうという、性別も時代も飛び越えたトンデモ時代劇コメディ

はじめは「こんなのおかしい!」と反発していた主人公が、やがて王宮での陰謀や政治的対立に巻き込まれながらも、“クイーン”としての自分を確立していく姿が、ただのコメディを超えて胸を打ちます。

見どころは、男の魂を持つ王妃が、女性の身体と役割に戸惑いながらも“自分らしさ”を模索する過程。そこには現代的なジェンダー論やアイデンティティの揺らぎも自然に織り込まれていて、視聴後には何かを考えさせられる余韻が残ります。

さらに、哲宗との関係も見逃せません。「女として愛される」のではなく、「一人の人間として理解し合う」という関係性の構築が、このドラマの静かな核心です。

SNSでは、主人公が鏡を見ながら放ったひとこと──「おい俺、イケてるじゃねぇか」が名セリフとして大バズり。

爆笑とドキドキ、そしてちょっと考えさせられる時間を与えてくれる本作は、“笑って観たのに、心に何かが残る”そんな作品です。

第6位:龍王様のご加護|ファンタジーロマンスの新定番

“信じる心が、運命を動かす”──まさにこの一言がすべてを表している。

『龍王様のご加護』は、水の神・龍王の血を引く女性と、運命に導かれる男性との出会いを描いた、美しくてどこか切ないファンタジーロマンス。

主人公シム・チョンは、普通の人間とは違う能力を持ち、人と深く関わることを避けて生きてきた女性。そんな彼女の前に現れたのが、過去の記憶を失った男チャン・ユン。

二人の関係は「出会い」ではなく、“再会”であるかのような運命的な空気で始まり、物語全体に神話のような静けさと緊張感が漂います。

ファンタジー要素も丁寧に構築されており、龍王の加護という設定が単なる便利な魔法ではなく、「守ること」の象徴として物語に深みを加えています。

視聴者から特に支持されたのは、第8話でのチョンのセリフ──「私を特別にしたのは、力じゃない。あなたが私を信じてくれたことよ」

この言葉には、人は“誰かの眼差し”によって自分を取り戻せるという、ロマンスの根源的なテーマが込められています。

幻想的な映像と静かな語りの中に、“本当の愛は、理解しようとすること”というメッセージが浮かび上がる──そんな余韻を残す一作です。

第7位:ヤクザの俺が高校生になった|異色の転生学園ドラマ

「俺が青春して何が悪い!」──その一言が、すべてを物語っている。

『ヤクザの俺が高校生になった』は、事故で命を落としたヤクザの男が、なぜか高校生の体に転生してしまうという前代未聞の学園ドラマ。

荒っぽくて情に厚い“元・極道”の魂が、内気な男子高校生の体に宿ったとき、青春の景色がこんなにも眩しく映るとは誰が想像したでしょうか。

主人公・コ・ドゥシクが戸惑いながらも、仲間との友情や恋、文化祭の騒動、試験勉強に“本気”で向き合っていく姿は、笑えて、そしてなぜか泣ける。

彼が語るセリフは、どれも大人が忘れてしまった“当たり前の感情”に火をつけてくれます。とくに話題になったのが第9話、「ケンカじゃねえよ、本気の謝罪ってのはな、相手の目を見てするもんだ」という一言。

このドラマが教えてくれるのは、「人生をやり直すこと」は、年齢や立場に関係ないということ。何歳だって、誰だって、“今から変われる”のです。

表面的には転生もののコメディ。でもその裏には、人生に遅すぎるなんてない、というまっすぐなメッセージが宿っています。

元ヤクザが“本気の青春”に挑むこの物語は、笑いながら、生き方を見直したくなる一作です。

第8位:運勢ロマンス|占いVS科学の恋愛バトル

「運命は信じるもの?証明するもの?」──この問いを、恋愛のど真ん中に投げかけてきたのが『運勢ロマンス』。

本作は、占いを信じすぎるヒロインと、合理主義の理系男子が繰り広げる、価値観真っ向勝負のロマンティックコメディ。

ヒロインのシム・ボニは、“ある運勢”を信じすぎたあまり、恋にも人生にも慎重すぎる性格に。そんな彼女が出会ったのが、数字と論理でしか世界を見ないゲーム開発者チェ・スホ。

最悪の相性だったはずの二人が、次第に惹かれ合いながら、自分の信じてきた世界を揺さぶられていく過程は、まさに“恋愛の化学反応”。

とくに視聴者の共感を呼んだのは、第5話のやり取り──「信じるから救われるんじゃない。救いたいから信じるのよ」と泣きながら語るボニの一言。

占いやスピリチュアルを信じる人が、バカにされがちな風潮へのアンチテーゼとしても、多くの支持を集めました。

恋とは、理屈を超える瞬間の積み重ね。『運勢ロマンス』はそのことを、笑いとキュンと涙で何度も教えてくれる、“共感型ラブストーリー”です。

第9位:思春期メドレー|リアルすぎる青春群像劇

「あの頃の私たちは、不器用すぎて、正直だった。」

『思春期メドレー』は、転校を繰り返してきた少年がとある田舎町の中学に転入してきたことから始まる、等身大の青春群像劇

誰かに嫌われないように、目立たないように、自分を守ることばかり考えていた主人公が、“ちゃんと自分の気持ちで誰かと関わる”ことに、少しずつ向き合っていく。

全体を通して派手な展開はない。けれど、だからこそ、「こんな友達、いたな」「この空気、知ってる」と、観る人の心にじんわり染みてくる。

特に印象的なのは、文化祭前夜にクラスメイトが口にした一言──「好きとか嫌いとかじゃない、ちゃんと向き合いたいんだよ」

大人になった今なら簡単に言える言葉でも、当時はそれがどれだけ勇気のいることだったか。この作品は、忘れかけていた“あの頃の勇気”をそっと思い出させてくれる。

Z世代の視聴者からも、「セリフがリアルすぎる」「ドラマじゃなく、日記みたいだった」という声が続出。

『思春期メドレー』は、誰もが通り過ぎたけれど、本当はちゃんと見つめ直したことのなかった“自分の思春期”と、再会できるドラマです。

第10位:ハピネスバトル|SNSが生んだ幸せの競争

「“幸せです”って、誰のために言ってるんだろう」──そんな問いを突きつけてくる、2025年を象徴するサスペンスドラマが『ハピネスバトル』。

舞台は、子育てママたちがひしめく高級住宅地のSNSコミュニティ。キラキラした投稿の裏に隠された見栄、嫉妬、焦燥感。誰かより幸せに見せなければ、“負け”になる世界。

そのバランスが一気に崩れるのが、あるひとつの“死”をきっかけに始まる“ハピネス”の連鎖的崩壊。

主人公は、「理想の妻・母」とされていた女性の謎の死を追う編集者。調査が進むごとに、投稿と現実の乖離、表面化しなかった家庭内の地獄が明らかになっていく。

とくに視聴者の記憶に残ったのは、第7話のセリフ──「私は“いいね”の数で、自分の価値を決めてた。いつの間にか、自分の声が聞こえなくなってた」

このドラマの恐ろしさは、誰もが少しは心当たりのある“不安”を、そっと炙り出してくるところ。怖いのは殺人でも陰謀でもなく、“見せる幸せ”に追いつこうとする私たちの心の方だと気づかされる。

『ハピネスバトル』は、「あなたは、誰のために幸せを見せてるの?」という問いを、鋭く、でも静かに投げかけてくる。

そしてラストには、「見せない幸せも、ちゃんと幸せだったんだ」と思わせてくれる。そんな物語です。

まとめ|2025年5月の韓国ドラマは「再定義」の時代へ

ジャンルも設定も多様化した今、韓国ドラマは“泣かせる”“ときめく”だけじゃない、“語らせる物語”の時代に突入しています。

今回紹介した10作品は、すべて「誰かの心を映した鏡」のようなドラマばかり。

次に観るべき一作が、きっとこの中にあります。

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📝 運営者の考察

  • 韓国ドラマは今、ジャンルの枠を越えて“社会の鏡”としての力を増していると感じる
  • 人気作の多くが、ファンタジーやラブコメの中に「本当の自分をどう生きるか」という問いを内包している
  • SNS時代の今、ドラマは“語られるコンテンツ”として完成して初めて“共感”を生むと再認識した
  • ランキング上位の作品は、どれも“誰かの孤独”や“願い”にそっと寄り添う物語だった
  • 視聴率よりも、「あのセリフで泣いた人の数」でドラマを評価していきたい

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