2025年最新版】Amazonプライムで観られる韓国ドラマおすすめ10選

毎週のように新しいドラマが配信される今、「次はどれを観よう？」と迷っていませんか？
本記事では、2025年5月時点でAmazonプライムビデオで視聴可能な韓国ドラマの中から、本当に心を動かされる10作品を厳選してご紹介します。
ただ面白いだけじゃない。「あの一言に救われた」と思えるような名作を中心にお届けします。

Amazonプライムで観られる韓国ドラマの魅力

日々の暮らしの中で、ふと「何かを観たい」と思う夜がある。
それは退屈を埋めたいときじゃなくて、誰かの物語に、自分の気持ちをそっと預けたくなるような夜。
そんなとき、Amazonプライムの韓国ドラマは、とてもいい場所になってくれる。

NetflixやU-NEXTのように、先行独占や超大型プロジェクトがあるわけじゃない。
でもだからこそ、“静かに心を揺らすドラマ”と、偶然みたいに出会えるんです。

Amazonプライムにある韓国ドラマには、人の弱さや優しさ、赦しの物語が多い気がします。
何かを乗り越えようとする強さじゃなくて、乗り越えられないものを抱えて生きる人の姿が、丁寧に描かれている。
それが、日常の中で「なんとなく疲れている私たち」の心に、そっと効いてくる。

個人的に好きなのは、Amazonプライムがよく“再評価の場”になっていること。
放送当時は話題にならなかったけど、今観ると沁みる。そんな作品に出会えるのも、このプラットフォームのいいところです。

誰かのセリフじゃない。
そのセリフが言われた“沈黙”や、“見つめる視線の揺らぎ”が、自分の気持ちに触れてくる。
そんな韓国ドラマが観られる場所が、Amazonプライムにはちゃんとあります。

2025年おすすめの韓国ドラマ10選【Amazonプライム配信】

1. トッケビ～君がくれた愛しい日々～

この作品を観て、「死ぬことより、生き続けるほうがずっと苦しいんだ」と初めて思った。
不滅の命を持つ“トッケビ”と、彼の運命を終わらせることができる少女との恋。
荘厳な映像美と、静けさの中で語られる愛の深さ。
それぞれが抱えている孤独が、やがて寄り添っていく過程に、誰もが胸を掴まれるはず。

コン・ユのまなざし一つで泣ける。
そんな体験が、ここにはあります。

2. 私の夫と結婚して

2024年末からSNSを席巻した、「復讐だけじゃない、人生のやり直し」ドラマ。
親友と夫の裏切りによって命を奪われた女性が、10年前にタイムスリップし、人生を選び直していく。
単なるドロドロ劇ではなく、「この10年、あなたなら何を変えたい？」という問いかけが刺さります。

そして何より、“新しい愛”と“古い傷”の間で揺れる彼女の姿に、自分の過去を重ねてしまう人も多いはず。

3. ボラ！デボラ～恋にはいつでも本気～

元気で軽快なラブコメ…と思いきや、「どうしてこんなに恋が下手なんだろう」と自分のことを見つめ直してしまう、不思議な深さのある作品。
恋愛コーチとして華やかに見える主人公・デボラも、実はボロボロの心を抱えてる。
そんな彼女が再び“人を信じること”を覚えていく過程は、恋に疲れた人の背中をそっと押してくれます。

4. ニュートピア

BLACKPINKジスの主演作として話題を集めた異色のゾンビ・ラブコメ。
ソウルがゾンビに包囲される中で再会した元恋人ふたりのやり取りが、笑えて、泣けて、じんわりあたたかい。
サバイバル×ロマンスというミスマッチが、逆にリアルな人間ドラマを引き出してくれます。

「世界が終わる日、あなたは誰と一緒にいたい？」
そんな問いの先にある、意外とちゃんと泣ける物語です。

5. 愛のあとにくるもの

韓国と日本、時と距離を越えて交差する恋――
坂口健太郎とイ・セヨンの繊細な演技が光る純愛ドラマ。
手紙、写真、記憶…“言葉にしきれなかった感情”が画面の隅々に漂っている作品です。

静かに泣きたい夜に、そっと寄り添ってくれる。
そんな“静寂のラブストーリー”を求めている人に、ぜひ。

6. 損するのは嫌だから

恋愛は感情のやりとり。でもこの物語では、“損益”で語られる愛が描かれます。
結婚という制度のなかで、「感情は後回し」「迷惑をかけたくない」という合理的な理由で夫婦になったふたり。
だけど、“損しないため”の選択が、本当の愛に変わっていく過程がなんともいじらしい。

「好き」って言えない大人の関係性に、共感とじんわりとした温かさが残ります。

7. 誘拐の日

少し抜けてて、やさしい誘拐犯と、頭脳明晰な11歳の少女。
この奇妙なバディが巻き起こす、予想外の感動ストーリー。
ブラックコメディのようでいて、ところどころで「生きることって、こんなに愛おしい」と思わせてくれる。

涙と笑いが同居する、不思議な温度の物語。
“正しさ”より“やさしさ”で人とつながりたくなる夜に。

8. グッド・ボーイ

元オリンピックメダリストたちが警察官に転身し、事件に挑むアクションコメディ。
だけどこの作品の本質は、「夢を終えた人間の、次の物語」にあります。
スポットライトを降りたあとも、“誰かを守りたい”という想いが生きてることに気づかされる。

スポ根じゃない、人生そのもののセカンドステージ。
あきらめたくないすべての人に、届いてほしい一本。

9. オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-

奴婢から両班（ヤンバン）へ。
身分制度に翻弄されながらも、必死に生きた女性の一代記。
歴史劇ながら、現代にも通じる「名前を奪われた者の痛み」と、「自分の居場所を作る戦い」が胸に刺さります。

「この人生が“偽り”でも、私は“本気”で生きてる」
そのセリフの重さに、きっと心が止まります。

10. YOUR HONOR～許されざる判事～

正義とは何か。裁くとはどういうことか――
父のひき逃げ事件に揺れる若き判事と、加害者家族の物語。
「被害者」と「加害者」では割り切れない、人間の感情のグラデーションを深く描いています。

法廷モノでありながら、人の心に寄り添い続ける作品。
判決ではなく、“赦し”とは何かを問いかけるラストは、観る者の心を試すような静かな衝撃があります。

Amazonプライムで韓ドラを楽しむためのヒント

韓国ドラマは、「どれを観るか」よりも、「どう観るか」で、心に残る余韻が変わる気がします。
忙しい日々のなかで、自分なりの“観かた”を持つことは、ドラマとの付き合い方をもっとやさしく、もっと深くしてくれるのです。

ここでは、Prime Videoならではの楽しみ方を、私自身の体験も交えて3つご紹介します。

どんな作品を選んでも、それが「今のあなた」に必要な物語だったということ。
Primeの韓ドラは、あなたの“気分”に寄り添ってくれるパートナーです。

こんな人におすすめの10本です

韓国ドラマって、不思議なんです。
ストーリーを追ってるつもりが、気づけば“自分のこと”を見ている。
だからこそ、物語の登場人物と同じ気持ちを、誰にも言えなかった「本音のかけら」として抱えていた人にこそ、届けたい10本です。

ドラマの役割って、物語を伝えることじゃない。
“心の奥に沈んでいた気持ち”を、そっと浮かび上がらせてくれることだと思うんです。
あなたの今の気持ちに、ひとつでも響くセリフが見つかりますように。